走塁が上手くなるための基本、「ベースランニング」を大切にしよう!

走塁が上手くなるための基本、「ベースランニング」を大切にしよう!

野球の走塁の基本である「ベースランニング」。基本であるからこそ、とても大切な技術です。

ここでは、走塁が上手くなるための基本である「ベースランニング」について、解説していきたいと思います。野球を始めたばかりの人、子どもに野球を教えている親御さん、野球に興味がある人に向けた記事です。

難しいことは、書いてありません。ぜひ、気軽に見ていってください。

走塁の基本知識について

 走塁は、ホームベース、一塁ベース、二塁ベース、三塁ベースの四角形のサークル上で行われます。このサークルは、ダイヤモンドと呼ばれることもあります。走者はホームベースからスタートし、アウトにならずにホームベースに帰ることができれば得点が入ります。野球の勝敗はこの得点によって決まるので、走塁は大切な要素になってくるのです。

 塁間の距離は、一般(中学野球、高校野球、プロ野球)は、27.431mとされ、ダイヤモンド一周は、109.724mです。一方で、学童軟式高学年の塁間は、23m、ダイヤモンド一周92mとされ、低学年は、塁間21m、ダイヤモンド一周84mとされています。

 野球の走塁が上手くなる上で知らなくてはならないことは、「走塁の上手さ=足の速さ」ではないということです。勿論、足が速い方が有利になることは確かです。メジャーリーガーの中には、約27mの塁間を3.3秒で走ってしまう選手もいます。しかし、走塁が上手くなるために、足の速さ以外で大切なことがあります。それは、「ベースランニング」です。

 特に、野球を始めたばかりの人は「足の速さ」ばかりにとらわれて、「ベースランニング」が疎かになりがちです。「ベースランニング」の重要性を理解し、「足が速い選手」ではなく、「走塁が上手い選手」を目指しましょう。

ベースランニングにおける「膨らむ」とは

 まず、「ベースランニング」と大切さについて解説していきたいと思います。

 ベースランニングとは、前でも述べた塁間27m、ダイヤモンド一周109m(一般の場合)を走ることを言います。しかし、ただ単純に100m走をするように走れば良いというわけではわけではありません。それは、ダイヤモンドは100m走のように直線ではないからです。ダイヤモンドの形は四角形であり、それに合わせた最適な走り方をしなければなりません。では、ダイヤモンドに合わせた最適な走り方とは、どのような走り方でしょう。

 それは、「適度に膨らむ走り方」です。どういうことか分かりにくいと思うので、下の図をご覧ください。

「適度に膨らむ走り方」。黄色線のところで、「膨らむ」

この走り方を見て、「この走り方だと走る距離が伸びてしまうじゃないか」 、「最短距離で走った方がいいのでは」と思った人もいると思います。

また、「最短距離を走る方が速くなるのではないか?」と思った人もいると思います。

では、「最短距離を意識した走り方」だと、どのようになるでしょうか。

「最短距離を意識した走り方」。一見良さそうに見える。

一見、「最短距離を意識した走り方」の方が無駄がなく、速く走れそうに感じるかもしれません。しかし、実際には、「適度に膨らむ走り方」の方が速いのです。

では、なぜ「適度に膨らむ走り方」の方が速くなるのでしょうか?

それは、「スピードを保持したまま、次の塁に向かうことができる」からです。

先でも述べたように、野球の勝敗は点数差で決まります。常に次の塁を狙うためにも、スピードはなるべく落としたくはありません。「最短距離を意識した走り方」は、距離的には最適ですが、曲がるときに直角に曲がらなくてはいけないので、その分、スピードを落とさなければなりません。1度スピードが落ちてしまったものを上げるのは、効率的とは言えません。それに対し、「適度に膨らむ走り方」は、距離は少し伸びてしまいますが、膨らむことで、スピードを落とすことなく、曲がることができます。トップスピードを保ったまま、曲がれるので、結果的には、「適度に膨らむ走り方」の方が速くなるのです。

進塁別で考える「膨らむ」ベースランニング

「適度に膨らむ走り方」を理解できたら、次に進塁別で考えていきたいと思います。進塁数でそれぞれ分けて考えたいと思います。

  • 1つ進塁(単打、盗塁など)
  • 2つ進塁(二塁打など)
  • 3つ進塁(三塁打など)
  • 4つ進塁(ホームラン)

膨らむタイミングは目指す塁によって変わります。しかし大切なことは変わりません。それは、

  • 目指す塁には、まっすぐ行く
  • そのために、前の塁で膨らむ

ということです。

左:1つ進塁(単打、盗塁など)           右:2つ進塁(二塁打など)

左は1つだけ進塁する場合です。1つだけ進塁なので、膨らむ必要はなく、直線で走ります。

右は、2つ進塁する場合です。目指す塁は2つ先なので、1つ目の塁で膨らむ必要があります。

左:3つ進塁(三塁打など)             右:4つ進塁(ホームラン)

左は、3つ進塁する場合です。目指す塁は3つ先なので、2つ目の塁で膨らむ必要があります。図のように、1つ目の塁で膨らむことで、2つ目の塁に行きやすくなります。

右は、4つ進塁する場合です。考え方は、2つ進塁を2回行うイメージです。二塁に向かうために、一塁で膨らみ、本塁(ホーム)に向かうために、三塁で膨らみます。

1つ進塁~4つ進塁まで図を使って解説してきましたが、ここでの例はあくまでも、基本的な参考程度のものです。基本をしっかり抑える必要はありますが、その先は自ら考えて、自分にとっての最適解を見つけることが大切です。

「ベースランニング」についてのまとめ

 ここまで、野球の走塁の基本である「ベースランニング」について解説してきました。

 走塁における「膨らむ」ということは、「目指す塁に、トップスピードを保持したまま向かうため」に大切なことです。

野球は常に先のプレーを予測することが大切です。「ベースランニング」は走塁の基本です。基本をしっかりと理解し、「足が速い選手」ではなく、「走塁が上手い選手」を目指して、頑張りましょう!

 

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